フランス科学者ルイ・パスツールの発見から学ぶ消毒の重要性

マンション管理組合や工場の管理職の皆様へ

「命の水」という言葉の通り、飲料水は私たちの命や健康にとって欠かすことのできないものです。飲み水だけでなく、料理や、スプレー状で、また、水蒸気の形で吸い込むことも常のものです。特に飲料水となる貯水槽は、中の状態が見えませんため、定期的なメンテナンス、水質検査を欠かすことが出来ません。食品工場は、その他、雑菌やウイルスを定期的に殺菌してのメンテナンスを欠かすことが出来ません。近代細菌学の開祖とも言われるフランスの科学者ルイ・パスツールは19世紀に「生命は生命からのみ生まれる」ことを見事に立証しました。パスツールはそれ以前の微生物の自然発生を否定し微生物が病気の原因であることを突き止めました。言い換えれば、消毒によって微生物、雑菌を除去することになる消毒の大切さが証明されたと言えます。自然に病原菌は決して発生せず、外から感染して広がることを立証しました。こうして、現代科学は日常的な清掃、消毒が健康を維持するために欠かすことが出来ないことを教えています。この点はコロナ禍で我々は十分に学びました。